手書きによるアナログ管理だった勤怠管理をDX化。
東和興業株式会社様の導入事例
カメレオンコードで勤怠!
「高齢者でもカンタン」「リアルタイムで各現場の出勤状況確認」
事業概要
東和興業株式会社様の導入事例
<2016年4月13日掲載>
誰もが扱える簡易なインターフェイスと、スケジュールと勤務結果を付き合わせる機能を持つ勤怠管理システムとなれば、それほど選択肢が多い訳ではありませんが、いろいろ調べた結果、要件を満たすシステムはカメレオンコードと「KING OF TIME」しかないことがわかりました。
カメレオンコードに関しては非常に扱いやすいですね。汎用のカラープリンタで印刷できるので、紛失してもすぐに再発行ができます。ただし、カラーパレット部が少しでも隠れると、極端に認識しなくなる傾向があるので、カードの左端にスペースを作って、画面にかざすときはそこを持って貰うようにしたのです。これは大変効果的で、認識率が大きく向上しました。
清掃員 大石さん:「初めての事でしたが、とっても簡単にできました。」
このシステムのおかげで一番の課題だった、スケジュールの可視化が容易におこなえるようになりましたね。予定されている出勤日と、当日の打刻状況を付け合わせるだけですから、本社にいながらこれが確認できます。もちろん、お客様からの問い合わせにも即答できるようになりました。これまで紙にボールペンで書くだけですから、極端な話、5分遅刻していても問題とされなかったのです。そういう部分で厳格化されるのを嫌がる人は居ましたが、逆に言うときちんとした時間に出勤さえしていれば、自分を守るための証明になるのだと従業員に説得しました。
また、今回のシステムでは顔検知機能により本人確認もしやすくなりました。これについても、厳格に管理しすぎではないか?という声があったことも事実です。しかし、高齢者ということで、毎日の健康管理のためにも必要では無いかと考えて導入しました。
導入を振り返り、初期の目的以上に効果がありました。狙っていたスケジュールの可視化やヒューマンエラーの現象などのほかにも副次的な効果はありました。勤怠管理を通じて、現場の声も聞きやすくなっているので、企業全体の活性化にも影響を与えていると考えています。
システム導入はコスト削減や省力化が目的と捉えられがちですが、実際には業務の品質改善やヒューマンエラーを無くすことへの意義の方が高いと考えています。人間がやることには限界がありますから、その代替えとして上位の存在になれるシステムこそ求めているものです。そういった部分で今回のシステム導入の意義は高かったと思いますし、せっかく導入したシステムなのでこれをベースにさらなる業務品質の向上を目指していきたいですね。