いつも本製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
お客様に重要なお知らせがございます。
以下の日時で本システムの新機能リリースと、これに伴うメンテナンスを実施いたします。新機能の追加や、仕様改善によってますます便利にご利用いただけるようになります。
メンテナンス日時
2025年 6月 10日(火)22:15 ~ 24:15
上記作業時間中は一部機能が制限されます。詳しくはこちら をご参照ください。
リリース情報
※リリース内容は予告なく変更になる場合があります。
※一部の機能は、管理者による設定が必要な場合があります。
■新機能
- 裁量労働制の設定機能が実装されます!
- 補助項目申請で登録された書類をKING OF TIME 電子契約に連携できるようになります!
- 勤務日種別が異なる日を跨いだ勤務に対するアラート機能を追加します!
- 「管理者従業員紐付け機能」で「適用開始日」「適用終了日」をインポートできるようになります!
- 月別データ等の参照時に、列の表示/非表示を切り替えられるようになります!
■機能改修
- 欠員シフト募集機能のアップデートを行います!
- スマートフォンでも勤務希望時間の一括入力ができるようになります!
- カスタムデータ項目の作成上限を引き上げます!
- 月別カスタムデータ項目に、計算単位が「数値」の「出勤回数」項目を追加します!
- 従業員設定一覧に「生年月日」「入社年月日」がデフォルト表示されるようになります!
- デスクトップ版タイムレコーダーのバージョン情報を管理画面で確認できるようになります!
- スマートフォンでのスケジュール申請機能の修正を行います!
■その他
裁量労働制の設定機能が実装されます!
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 該当区分の [編集] > 働き方カテゴリ に、新たな選択肢「裁量労働制」が追加され、次の項目を設定できるようになります。
- 対象勤務日種別
- 1日のみなし労働時間
- 「休暇みなし勤務時間として1日のみなし労働時間を適用する」


番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 深夜所定外労働時間割当種別 |
「深夜残業時間にする」を選択できなくなります。
|
2 | 残業開始時間 |
以下の値に固定され、変更できなくなります。
|
3 | 所定外労働開始時間 |
「深夜所定外労働時間割当種別」および「所定労働時間割当種別」で「深夜所定時間とする」、「所定時間にする」を選択した場合、この値は入力できなくなります。 「そのまま深夜所定外時間として扱う」、「そのまま所定外時間として扱う」を選択した場合、1分以上の値の入力が必須となります。 |
4 | 所定労働時間割当種別 |
「残業時間にする」を選択できなくなります。
|
5 | 週の法定労働時間 |
以下の値に固定され、変更できなくなります。
|
集計方法
- 上記設定を行った雇用区分においては、打刻のある日に対して、実労働時間、スケジュール、半休、時間休などの状況にかかわらず「1日のみなし労働時間」に応じた勤務時間が計上されます。
- 「1日のみなし労働時間」が「残業開始時間」を超過して設定されている場合は、残業時間または深夜残業時間に計上されます。
- 「所定外労働開始時間」を設定し、かつ「1日のみなし労働時間」の値がこれを超過している場合、「残業開始時間」にいたるまでの時間は所定外時間または深夜所定外時間に計上されます。
- 深夜時間帯に打刻された場合、その打刻時間については深夜所定時間または深夜所定外時間、深夜残業時間に計上されます。
- 遅刻、早退は計上されません。
- 「休暇みなし勤務時間として1日のみなし労働時間を適用する」にチェックを入れ、かつ休暇区分設定 > 休暇みなし勤務時間の計算 を「計算を行う」と設定している場合、休暇取得時に労働時間として「1日のみなし労働時間」が計上されます。この際「休暇みなし勤務時間の所定外・残業計算への算入」の設定が参照されます。
補助項目申請で登録された書類をKING OF TIME 電子契約に連携できるようになります!
※「KING OF TIME 電子契約」をご利用の直販のお客様が対象です。
書類を添付して補助項目申請し、それが承認された際に、KING OF TIME 電子契約に書類を連携できるようになります。
利用条件
- 設定 > その他 > オプション > 申請承認設定カテゴリ > 補助項目申請のファイルアップロード が「使用する」に設定されているときに使用できます。
- リリース後、サポートセンターへ「KING OF TIME 電子契約連携機能」の追加をご依頼ください。
利用方法
入力単位が「数値」の補助項目の編集画面に、「KING OF TIME 電子契約連携(領収書)」項目が追加されます。
こちらを「使用する」に設定します。


ご注意
- 従業員用スマートフォンアプリ / モバイルの従業員画面では、本機能を使用できません。
- 管理者用スマートフォンアプリでは、本機能を使用した補助項目を承認できません。
- 管理者や従業員が直接編集で補助項目を登録する場合、本機能を使用できません。
- 「KING OF TIME 電子契約連携(領収書)」項目を「使用する」に変更する場合、未処理の補助項目申請をすべて承認 / 棄却した後に変更してください。
補足
KING OF TIME 電子契約のご利用をご希望の場合、こちらよりお申し込みください。
※現在は弊社と直接ご契約されているお客様を対象としており、販売店経由でご契約されているお客様への提供は行っておりません。提供開始まで今しばらくお待ちください。
勤務日種別が異なる日を跨いだ勤務に対するアラート機能を追加します!
設定 > 画面表示 > アラート設定 > 時間帯アラート登録画面にて、新たに「日跨ぎアラート(0時基準で勤務日種別をまたぐ場合)」を追加します。
これにより、管理者は日を跨ぐ勤務で勤務日種別が異なる場合でも確認がしやすくなり、誤った給与計算を防げます。
日跨ぎアラート(予定)を登録すると、アラート設定画面の監視基準に設定したアラートの対象が表示されます。

スケジュール登録時に日跨ぎアラートの条件に抵触すると、対象従業員・監視基準・勤務日がアラート一覧に表示されます。

アラート通知登録画面にて、作成した日跨ぎアラート(予定)の通知設定を行うと、 送信対象に指定されている管理者や従業員へメールが送信されます。

「管理者従業員紐付け機能」で「適用開始日」「適用終了日」をインポートできるようになります!
これにより、人事異動が発生した際に異動日当日の従業員割当作業が不要となり、設定ミスの軽減を期待できます。
「適用開始日」「適用終了日」は、インポートでのみ設定できます。
よく使うメニュー > エクスポート / インポートに、新たに「管理者従業員割当データ[CSV]」メニューが追加されます。
※設定 > オプション > 企業情報 > 管理者従業員紐付け機能 が「使用する」になっている場合に表示されます(詳細はこちら)。
上記の新メニューで「管理者従業員紐付け機能」における従業員割当の対象従業員や、「適用開始日」「適用終了日」をインポートできるようになります。

月別データ等の参照時に、列の表示/非表示を切り替えられるようになります!
日別・月別・年別データ画面のテーブルに「列の表示切替機能」を追加します。
これにより、必要な情報だけを画面に表示し、従業員情報と集計項目を一緒に確認できるようになります。
表の右スクロールによる視認性の低下を解消し、月末や月初、四半期の勤怠確認業務がスムーズになります。
設定 > その他 > オプション > 表示設定の「列の表示切替機能」で設定を有効化すると、[列の表示切替]ボタンが表示されます。


欠員シフト募集機能のアップデートを行います!
管理者画面
スケジュール管理 > 欠員シフト募集 に、「スケジュール登録済み従業員」項目が追加されます。「対象外」を選択すると、スケジュール登録済みの従業員を欠員シフト募集から除外できるようになります。



タイムカード > シフト募集一覧 の項目「時間帯」の名称を「募集時間」と「現在のスケジュール」に変更します。

募集されている時間と、現在のスケジュールを同時に確認できるようになります。
スマートフォンでも勤務希望時間の一括入力ができるようになります!
スマートフォンでもPCと同様に、勤務希望時間の提出を複数日分をまとめて入力できるようになります。
各種申請 > 勤務希望時間編集 > 勤務希望時間帯一覧 に[勤務希望時間一括編集]ボタンが追加されます。

カスタムデータ項目の作成上限を引き上げます!
カスタムデータ項目(日別 / 月別)の作成上限を20個から23個に拡張します。登録数が23個に達したら新規作成ボタンは非表示になります。
月別カスタムデータ項目に、計算単位が「数値」の「出勤回数」項目を追加します!
月別カスタムデータ項目にて、計算単位が「数値」の「平日出勤回数」「法定休日出勤回数」「法定外休日出勤回数」項目を追加します。

これにより、補助項目やスケジュール汎用フラグの計算単位が「数値」の項目との計算式が設定できるようになります。
従業員設定一覧に「生年月日」「入社年月日」がデフォルト表示されるようになります!
設定 > その他 > オプション > 表示設定 > 表示/非表示設定 > 従業員設定の「生年月日」と「入社年月日」の設定値を「表示する」に変更します。


ご注意
本機能のリリース前に「生年月日」「入社年月日」にかかわらず従業員設定の表示/非表示設定を変更したことがあるお客様は、既存の設定値のまま変更されません。
例)
- 「生年月日」「入社年月日」を「表示する」に変更している
→「表示する」のままとなります。 - 「生年月日」「入社年月日」を「表示しない」のまま、他の項目の表示変更を行っている
→「表示しない」のままとなります。 - 「生年月日」「入社年月日」一度「表示する」に変更していたが、現在は「表示しない」に変更している
→「表示しない」のままとなります。
デスクトップ版タイムレコーダーのバージョン情報を管理画面で確認できるようになります!
※Windowsデスクトップ版タイムレコーダーを使用しているお客様が対象です。
設定 > 組織 > タイムレコーダー設定 の一覧項目に、「バージョン」を追加します。これによって、タイムレコーダーのバージョン情報を、管理画面から確認できるようになります。

スマートフォンでのスケジュール申請機能の修正を行います!
スマートフォンでも以下の条件でスケジュール申請を行った際に、勤務刻限が削除されなくなります。
- 勤務刻限の登録があるスケジュールに対して、「出勤/退勤予定」および「休憩予定」を変更してスケジュール申請を行う
- 時間外勤務申請で勤務刻限の登録を行ったスケジュールに対して、「申請スケジュール」以外の項目を変更する申請を行う
API連携時の半休取得に関する仕様が変更されます!
これまで、打刻のない半休のデータを外部サービスへAPI連携した場合、休暇取得日数に反映されませんでしたが、0.5日分の休暇として反映されるようになります。
チャットボットアイコンを変更します!
KING OF TIMEシリーズの管理画面において、チャットボットのアイコンが変わります。
対象製品
- KING OF TIME 勤怠管理
- KING OF TIME 人事労務
- KING OF TIME 給与
- KING OF TIME データ分析
- KING OF TIME システムログ
